大腸がん、早期発見で完治を
大腸がんの罹患率は、50歳代頃から増加し始め、高齢になるにつれて率も高くなる。男女差の大きいがんで、罹患率、死亡率とも男性の方が女性の2倍だという。早期に発見し、がん治療を行えば、内視鏡による切除や手術によって完全に治すことができるという。早期であれば、大腸がん治療には外科的療法が最も有効だとされる。しかし、その時期を過ぎて、切除困難な転移が起こった場合には、放射線療法や化学療法などを併用することとなる。仮に再発したとしても、大腸がんは、早い時期に再発が見つかれば、切除によって完治も望める。
大腸がんは、早期に発見して適切ながん治療を行うことで100%治るという。しかし、自覚症状はほとんどなく、早期発見、早期がん治療が難しいものでもある。これを早期のうちに発見し、がん治療を開始するためには、一般的な検診で行われる便潜血検査をきちんと受けることだ。便潜血があったからといって必ずしも大腸がんだとは限らない。逆に、便潜血がなくても大腸がんだということもある。しかし、最も身近で手軽な検査であり、早期にがん治療を開始する一助になることは確かだ。
大腸がん治療として手術を施した後の食事には注意が必要だ。一度にたくさん食べない、ゆっくりよく噛む、規則正しくなど、一般的な注意事項と同じだが、それもがん治療の1つだという心がけは必要だろう。がん治療の一環として人工肛門を設置した場合には、また専門的な注意事項も生じてくるだろう。