がんの予防という観点
がん治療について、大まかにいくつかを取り上げてきた。いずれにしろ、がん治療には体力を要するというのが私の印象だ。がん治療の甲斐無く死に至るという場合、免疫力や体力の低下によって肺炎等の感染症に罹って命を落とすというケースが多いだろう。がんと、がん治療が引き金になったのかもしれないし、直接の死因はがんではないのかもしれない。今、私はがんに罹ってはいないが、いつがん治療が必要になっても耐えられる体力を養っておくようにしたい。がん治療の必要に迫られることなどないのがベストだが、先のことは誰にも分からない。
がんの予防という観点からも、運動の習慣をつけることはよいらしい。がん治療に耐えうる体力作りを目標に、まずはウォーキングでも始めようと思う。お節介な性分なので、自分1人ではなく、家族や同僚にも、がん治療に備えて運動をしろともちかけてはイヤな顔をされている。確かに、将来がん治療が必要になるような話をされて気持ちの良い人はいるまい。やみくもにがん治療などと口にして、少し反省してもいる。
しかし、実際にがん治療を経験した友人知人の話を聞くにつけ、心構えは必要だなと痛感するのだ。がん治療の心構えとは、副作用やその他の苦痛に対するものだけではない。もっとさまざまな、例えば予後のことや、万一の場合の家族への配慮、それらを考えつつも、治るのだという強い意志を持ち続けること等々がん治療に必要な心構えは多くある。
気楽な人間だと評判の私が、こんなふうにがん治療のことをあれこれ考えているなど、家族も友人も思ってもいないだろうが。